ネパールのこの極西地域は、欧米や日本など諸外国には未だ余り知られていない地域です。
首都カトマンズからも遠く、旅をするにも決して便利な所ではありません。ですから、ネパール極西部のこの地域は、外国人がほとんど入ったことのない地域として残されています。ここに暮らす人々はチベット系の人が多く、今でも昔ながらの生活を守っています。宗教的、文化的には、南部のヒンズー教の地域から北に上るに連れてチベットの影響が濃くなっていきます。ここで最も有名なのは「ララ湖」でしょう。「湖の女王」とも呼ばれるこのララ湖は、極西部で最も美しい場所と言っても過言ではありません。また上部ドルポは、1991年に限定された数の外国人にのみ解禁されました。マロントレック社は独自でこの地域を調査し、エキサイティングなルートを設定しております。